消費者金融はどこに向かうのか

金融業で勤めている人にとって法律はとても大事です。
これは金融業だけの話しではないでしょうが、法律はとても大事です。ではなぜ金融業界が殊更大事になってくるのか。
その理由は様々ではありますが、金融業の場合法律が変わったらそれをすぐに遵守しなければならない点でしょうか。
また、法律が変わった瞬間顧客の状況も変わります。
他の業界であれば法律が変わっても顧客にまで届くのは時間がかかるかもしれませんが、金融業の場合、法律が変わった瞬間に顧客にも影響が出る部分がありますから、法律はしっかりと意識しておかなければならないのです。
これが顕著なのが消費者金融でしょうか。
消費者金融はここ数年、とにかく状況が目まぐるしく変わっているのです。




例えば過払い返還。
いわゆるグレーゾーンと呼ばれていた部分の金利が違法と認定されてしまった裁判ですが、この裁判の状況が不利と見るや否や、消費者金融は一斉に金利をグレーゾーンから賃金法の範囲内へと引き落としました。
それまでは出資法の上限で運営していたのですが、裁判の雲行きが怪しくなってくると、即座に金利を引き下げたのです。
これはとても見事な対応と言えるでしょう。
もしもそのままであったら、裁判終了と同時に違法と認定されてしまう事になったのですから。

とはいえ、それまでが違法という点は変わりませんから、その後の過払い返還訴訟の波は防ぐことが出来ませんでした。
また、多重債務者救済目的で施行された総量規制も同様です。
総量規制は複数の金融機関の合計金額が問われるようになるとてもシビアな法律ではあるのですが、この法律のおかげで年収の三分の一以上の借入がある消費者にはお金を貸す事が出来なくなってしまったのです。
もしも貸してしまった場合、お客ではなく自分たちが違法と認定されてしまいますから、この法律も遵守しなければならないのです。
自分立ちの利益を損ねる腹立たしい法律だと思っている人は多いでしょう。
ですが法律として施行されてしまった以上、それは遵守しなければならないものなのでっす。

そのため、法律の問題はとてもデリケートな話題だと知っておかなければならないでしょう。
顧客に迷惑をかけるのはもちろんですが、自分達自身の首を絞める事にもなりかねませんので、消費者金融業者は大変です。
法律を守るのが大前提であって、法律を守らなければ利益が…と思っても、そのような理屈は通用しないのです。
消費者金融だけがされ許されるのもおかしな話ですしね。

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by finance911 | 2012-07-02 13:59 | 金融関連サイト


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